ジョニーウォーカー

ジョニーウォーカーグループ。今は色とりどりだが、昔は赤と黒のラベルのみであった。

   

写真左 コルクキャップ時代。JOHN WALKER & SONS LTD 表記。 
写真右 スクリューキャップ時代。CALDBECK CORPORATION 表記。

     

左はコールドベック以前のもの。江滋貿易輸入、三越販売。
箱はコールドベック時代のもの。

           

         左 オールデスト(ブルーラベル以前)。初期は 「AGED 15 TO 60 YEARS」の記載があるが
         この「60 YEARS」は1930年代に蒸留されたモートラックの60年もの以外考えられない。

        中央 デキャンター50年もの。1936年蒸留。80年代当時、50年物は非常にめずらしかった。
        右 ミニチュアの50年もの。1936年10月17日蒸留1986年10月ボトリングの記載あり。
   


  

コールドベック時代のモートラック(80年代)

左 日本のみ発売の12年。
   右 12年陶器ボトル。大丸デパートのためにボトリングされた。 

花と動物以前はモートラックのオフィシャルはほとんど発売されていなかったため1980年代に
   日本向けにボトリングされた上記のモートラックは、ヨーロッパ人のコレクターズアイテムである。

    

UD時代のモートラック(1990年〜2000年)


左 花と動物。初期の木箱付。今では花と動物シリーズはポピュラーな商品になった。
右 関係者に配られたマネージャーズドラム。2002年ボトリング。

UD社が6大クラシックモルトを発表したとき、モートラックはスペイサイドの代表をクラガンモアと争い惜しくも逸した。
ジョニーウォーカーグループからは、すでにタリスカーが選ばれていたので二つ目はゆずった形になった。
格はモートラックが上であったがオールドパーとジョニーウォーカーとの代理戦争にまきこまれた感がある。

        

      

モートラック(G&M社)

左 12年ものと1960年。特級時代。 
右 ロイヤルマリッジ(アンドリュー&セーラ)。59年と60年のヴァッティング。

   

          

       モートラック センテナリーリザーブ

        ゴードン&マクファイル社は1995年に創業100周年をむかえた。

       70年代80年代ヨーロッパでは、蒸留所でオフィシャルを発売することはほとんどなく
           G&M社で瓶詰めしたモートラックだけが一般に入手できるものだった。



        

モートラック(イタリア向け)

          ヴァン ゴッホ コレクション。15年もの。絵はゴッホの遺作と言われる「麦畑」である。 

       

カードゥ
もうひとつのジョニーウォーカーの原酒である

    左 コールドベック(80年代)。 右 イタリアむけ1L(70年代)。



スコッチハウス2006年9月19日記


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