ボウモア2

       

写真左 シェリフ時代の7年と8年。これはイタリア向けだが、イギリス向けの方が数段美味い。
写真右 デューティフリー。ラベル下に 「75°UK.プルーフ」 と 「86°US.プルーフ」の表記。

シェリフのグリーンボトル7年8年の販売期間は、1971年〜1976年頃である。モリソンが
蒸留所を買収したのが1963年だが、70年代まではシェリフのボウモアと呼ばれ親しまれていた。

シェリフがボウモア蒸留所を所有していたのは1925年から1948年と短い。
その後1949年から1962年までインバネスのブレンド業者グリゴールが所有していた。


   

写真左 ブラウンボトル。1976年から1992年まで。左からデラックス、デラックス1リットル。
写真右 菱和酒類販売の12年もの。昔のものはネックが細いのですぐに見分けがつく。


この頃からモリソンボウモアの表記が使われるようになった。

     

写真左 シルクスクリーンボトル12年。1992年から2001年頃。
写真右 白ラベル12年。2001年から2006年頃。

   

   

左 ウイスキー誕生500年記念(1494−1994)。珍しいブレンデットウイスキー。
右 初期の17年もの。キャップの違いでわかる。

    

写真左 ゴルフデキャンター21年。
写真右 ボウモアサーフ(ノンヴィンテージ)とマリナー(15年)

   

写真左 陶器記念ボトル、黒10年。右の黒はモリソンボウモアがボトリングしたQE2。
ギリー、オーヘントッシャン、ボウモアをまぜたハイランドモルトという記載がある。
写真右 左はジャコーネ氏の店、開店20周年記念。1969−1978、58%。
右はジャコーネ氏を偲んで出された肖像画入りのボトル。

    

 モリソン30周年記念(1963ー1993)2種類。モリソンボウモアでは、
これと一緒にブラックボウモアをだしてから蒸留所をサントリーに売却した。
今はブラックボウモアが人気だが味は30周年のほうが数段勝っている。

       

写真左 ブラックボウモア。1964年。
写真右 ボウモアはコルクがゆるくこのように液面が減る。同時期の30周年も同様である。
ワインのように寝かせて保存していたところ3分の1液もれしたという哀しいエピソードがある。

       

写真左 57年。サントリーがボウモアを取得したとき奇跡的に
残っていた樽をボトリング。これよりサントリー時代に入る。
写真右 同じく68年と72年。残されたモリソンの遺産である。


2006年8月6日スコッチハウス記

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